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江戸川乱歩〜戦前の社会 [昭和]

Amazon見てたら凄いのが出てました。
Kindle版電子書籍「江戸川乱歩 作品集 全120作品+11」
江戸川乱歩の電子書籍ですが、何が凄いって値段が凄い。
133作品で199円!。こりゃ、タダみたいなもんですよ!。
最近、電子書籍やミュージックダウンロード(特にクラシックと50〜60年代ジャズ)に、こういったタダ同然の商品多いです。
著作権切れなんでしょうかねえ?。
いままで、クラシック100曲で100円とか150円とか、ジャズではビル・エヴァンス120曲で600
円とかマイルス・ディヴィスとか買ってみました。
私は音質はこだわらない(わからない)ので概ね満足してますが、こういった類は曲が多すぎて聴くのが大変ですが(笑)。

以前、老眼じゃなかった頃。推理小説(島田荘司、折原一、井上夢人、などなど知ってる人は知っている!)を読み漁っていたことがあって、読むものがなくなって戦前の作家にまで手を出したことがあるんです。
それが、江戸川乱歩や、夢野久作、金田一耕助でお馴染みの横溝正史などです。
特に戦前の作品は、今と違う時代背景が何かセピア色の写真を見ているようで、小説に書かれた戦前の東京や日本の風景、生活、社会描写は、どこか懐かしくて強く惹かれました。
戦前とは繋がっているはずなのに、太平洋戦争を境に分断されている。
戦後は明るく、民主主義と復興と高度経済成長、そして先進国へ。
戦前は軍部独裁と思想弾圧、持てる者である貴族や大財閥、持たざる者である小作農民や細民などの極端な格差社会。
1945年(昭和20年)を境に、私はまったく別の社会と認識していました。

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東北大飢饉の頃の農村と大都会の様子。
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でも戦前の小説を読んだり資料を見ていると、どうもそんな単純に分けられないと感じるようになりました。
確かに戦前は今よりずっと貧しかったかも知れませんが、今と同じ普通の日常があって人々の生活があった。
母親がまだ生きていた頃。何度か「戦前ってどんな感じだったんだい?」と聞いてみたことがあったのですが。
母の答えは決まっていて「今と同じだよ」という答えでした。
私は、そんはずはない!と、内心強く反発しました。
ちょっと体制を批判したり逆らったりすると、特高(特別高等警察)に引っ張られて拷問を受ける、そんな恐ろしいイメージがあったからです。
しかしながら、共産主義者など特別な思想活動などしていた人たち以外は、特高などとは無縁の普通の生活を送っていたのではないでしょうか?。
もちろん弾圧がなかったわけではないでしょう、今の感覚からすれば到底容認できないような思想への介入はあったと思います。
戦時中は別でしょうが戦前の日常は意外と平穏だったのではと、今では想像しています。

ということで、一時期は戦前のことが知りたくて、写真や資料や小説を集めたこともあります(宝塚少女歌劇団はその一部)。
江戸川乱歩は古本屋などまわって、「少年探偵団」以外はあらかた集めたんですが、引越しの際ほとんど処分してしまいましたので「江戸川乱歩 作品集 全120作品+11」199円は、私にとっては朗報です。
電子書籍なら文字を大きくできますし、江戸川乱歩をまた読み返してみようかと思います。
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宝塚少女歌劇団 [昭和]

宝塚歌劇団。どなたでもご存知かと思います。
私は昭和後期に流行ったベルサイユのばら通称ベルばら世代なのですが、ま、一応男だったわけですし(笑)、当然のことながら興味などまったくありませんでした。
当時レコードも結構出ておりまして、レコード店には専用コーナーもあったようです。
ロックファンの私は、そんな宝塚コーナーに「なに、これ?」と、常に冷たい視線を送っておりました。
もっとも内容も何も知らなかったわけで、今思うと失礼な話なのですが。
で、時は流れて21世紀を迎えて少し経った頃、何かの本だったのか、あるいはウエブ上だったのか定かではないのですが。
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とてもクラシックないでたちの女性たちの写真集を偶然見つけて、思わず見入ってしまいました。
昔のモノクロの風景に比較的着物姿が多いのですが洋装もいて、それぞれポーズをとって佇んでいる。
美人ばかりではないし、中にはすごい厚化粧の人もいて違和感を感じましたが、現代にはない清純さと優しさと大らかさを漂わせているように思いました。
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ネットでいろいろ調べて「宝塚少女歌劇団」の生徒の写真だとわかり、資料を集め始めました。
オークションにもそれなりに出品されていて、人気がないのかほとんど最低価格で落札できました。
さらに宝塚歌劇団専門に扱う書店もあって、通販にも対応してくれて何冊か買いました。
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宝塚少女歌劇団の雑誌は、舞台公演の写真、リハーサルの写真、プライベートで、と様々な生徒たちの写真を掲載。
「歌劇」は様々な読み物がメインで読み応えがあり、「宝塚グラフ」は写真がメイン。
「宝塚少女歌劇脚本解説」というのもあって、タイトル通り舞台公演の脚本集。
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他に「宝塚をとめ」というのがあって、これは宝塚グラフの特別ヴァージョンのようです。
舞台に加えこれらの雑誌は、当時若い女性たちを魅了していたのでしょうか。
ただし、当時「宝塚少女歌劇団」を観に行けた人たちは限られた中流から上流階級の人たちだけで、庶民には敷居が高かったとも聞きますが?。

当時の広告もお洒落です!
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ピアノ弾きの私としては気になる広告です。
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アカシアンピアノ?、マイシュネルピアノ?。

今は「宝塚少女歌劇団」から少女が取れていますが、当時は「宝塚少女歌劇団」と言っていました。
宝塚歌劇団では劇団員のことを、宝塚少女歌劇団の昔から現在まで生徒と呼んでるようです。
私は今も「宝塚歌劇団」のファンではありませんし詳しいわけでもありません。
興味があるのは戦前の古い雑誌に閉じ込められた「宝塚少女歌劇団」だけです。
実は戦前の「宝塚少女歌劇団」の何に魅了されているのか、今でもわかりません?。
「宝塚少女歌劇団」に限らず大正末期から昭和15〜6年まで、政治経済から風俗まで当時の日本になぜか興味があります。
できることなら、まあ絶対不可能ですが。不謹慎ながら昭和初期の日本を旅してみたいと時々妄想しております。